出版社内容情報
架空の神話体系の全貌をわかりやすく解説。
アメリカ幻想文学のカリスマ・ラヴクラフトが生み出した「クトゥルフ神話」。架空の神話体系の全貌をわかりやすく解き明かす入門書。
アメリカSFホラー小説の巨匠、H.P.ラヴクラフト。彼の描いた小説世界は、「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」とよばれ、彼の死後、友人たちによって体系化、発表された。これが「クトゥルフ神話」の原型である。
▼「クトゥルフ神話」の概念を要約すると、次のようになる。
▼『人類誕生以前の超古代より、地球には外宇宙から飛来した異形にして強力な存在が多数棲息していた。彼らは現在こそ星辰(星座)の移ろいによって、主立った活動を停止させられているが、今なお、それらは、深海、地底、異なる次元の世界において息づき、再び地球の主として君臨する日を待ち続けている……』。
▼本書は、現在も多くの作家たちの手によって広がりを続ける「コズミック・ホラーの世界」=「クトゥルフ神話」をわかりやすく解き明かした入門書である。宇宙からやってきた邪神たちがもたらす狂気と混沌の世界が、存分に愉しめるようになる一冊。
▼文庫書き下ろし。
●第一章 暗黒神伝
●第二章 暗黒書伝
●第三章 暗黒の巣窟
●第四章 暗黒創造伝
内容説明
アメリカSFホラー小説の巨匠、H.P.ラヴクラフト。彼の描いた小説世界は「コズミック・ホラー」とよばれ、彼の死後、友人たちによって体系化、発表される。これが「クトゥルフ神話」である。本書は、現在も多くの作家たちの手によって広がりを続ける「クトゥルフ神話」の世界を解説した入門書。宇宙からやってきた邪神たちがもたらす狂気と混沌の世界が存分に味わえる一冊。
目次
第1章 暗黒神伝(宇宙を創造し、破壊する外なる神の首魁 アザトース;次元と次元の狭間に棲む「門」の守護神 ヨグ=ソトース ほか)
第2章 暗黒書伝(読む者を狂わせる禁断の魔道書 ネクロノミコン;怪物の召喚方法が記された術法書 妖蛆の秘密 ほか)
第3章 暗黒の巣窟(アーカムのモデルとなった実在の地 セイレム;邪悪なるものをひきつける闇の密集地帯 アーカム ほか)
第4章 暗黒創造伝(宇宙的恐怖を創生した「クトゥルフ神話」の父 ハワード・フィリップス・ラヴクラフト;「クトゥルフ神話」を世に広めたラヴクラフトの代弁者 オーガスト・ダーレス ほか)
著者等紹介
佐藤俊之[サトウトシユキ]
1966年生まれ。東京都出身。東京造形大学在学中より執筆活動を開始。神話伝承、戦史に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みっちゃん
つるら@turulaJB
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深山木 寝子
沢風南
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- 気功健身法