内容説明
この本の目的は、あなたの日々の不満や不調を根こそぎ解決し、あなたが生まれ持つ最大のパフォーマンスを引き出すお手伝いをすることです。進化医学のアプローチで、最高のコンディションに導く。
目次
炎症編(不調の原因は「文明病」;最高の食事―腸内環境を整える;最高の環境―自然と触れ合う;最高の睡眠―光をコントロールする)
不安編(最高のメンタル―価値観を見定める;最高の仕事―ルールとフィードバック;最高の人生―マインドフルネスと畏敬;最高の体調でいるために)
著者等紹介
鈴木祐[スズキユウ]
科学ジャーナリスト。1976年生まれ。慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、月間250万PVを達成。近年はヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている
ながみちながる[ナガミチナガル]
漫画家。小学館『月刊!スピリッツ』2018年5・6月号「あざみゆく春(前・後編)」でデビュー。ときおり、イベント等で似顔絵を描くことも(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kou
42
漫画部分は置いておいて、食事、睡眠、環境の大切さを再認識した。腸を守るために、食物繊維とヨーグルト摂取を心掛けようと思う。2020/09/15
ごへいもち
19
周囲と同じ時間を過ごし同じ行動を取ることが良好な人間関係を作るのかな2020/12/12
黒縁メガネ
16
体調を整えるにはよく食べてよく寝て運動する。それだけではないんだと言うこと、腸活だったりマインドフルネスだったり、お昼寝だったり知っておきたい情報が多く詰め込まれていました。一口に体調と言っても心理的な部分も大きいので為になる情報を得ることが出来ました。2022/02/18
き
15
「慢性的な炎症」を防ぐ。「進化と文明のミスマッチは何か?」を考え、現代では「多すぎる・少なすぎる・新しすぎる」ものを減らしていく。発酵食品や食物繊維豊富な食事を摂り、腸内環境を整える。睡眠をしっかり取る。自然との触れ合いは、疲労を回復させ、体調を良くする効果がある。「今、ここ」に集中することで、不必要な不安を抱かない。やり遂げたいことを書く「3のルール」を活用する。死への不安に対処するには「マインドフルネス」や「畏敬」が有効。良好な人間関係が心身にもたらすメリットは、様々な研究で証明されている。2020/12/27
Q
14
リミテッド ●人類は600万年も狩猟採集生活を続けてきた。現代との変化にミスマッチがおきている ●自然の癒し効果は科学が証明。偽物の自然でも癒し効果 ●昼寝の直前にコーヒー。コーヒースナップ ●死のような根本的な不安にはマインドフルネスと畏敬が有効。マインドフルネスとは自己観察。畏敬は自分の理解が超えるものに触れた時にわきあがる、鳥肌が立つような感情。自然、アート、人に触れるとよい ▷人類の進化の過程で考えると今の生活は最近出来上がったもの。変化に対応するのも大事だが根本的な部分は変わらないよね2020/12/26