出版社内容情報
【目次】
内容説明
解決しようとしないで対話をひらく。
目次
とりあえず話そう~人付き合いの悩み編~
とりあえず話そう~働くことの悩み編~
とりあえず話そう~暮らしの悩み編~
“森”からのおてがみ~これからの六つの手がかり~
1 他人の時間を奪うのが怖くて人に自分の相談ができない
2 「感情労働」との向き合い方
3 休むための休みがほしい
4 自分に正直になるってどうやるの?
5 実は別にダメじゃなかった
6 自分自身を否定しがちだった頃
著者等紹介
安達茉莉子[アダチマリコ]
作家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活など様々な経験を経て、言葉と絵による表現の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
FuSa
5
インスタで募集したお悩みに対する答え、とまではいかない思いのようなものを綴ったもの。心がホッと温かくなる一冊。2025/11/30
みきすけぶんぶん
3
優しい優しいお悩み相談の本。包み込むような優しさにあふれています。そして、名言がいっぱいだと思う。悩みは別に解決しなくてもいい。社会は何かができる人達だけのものではない。弱さは自分と社会をつなぐ磁石のようなもの。などなど。あと、安達さんが何回か「自分のことかと思った」と書いていらっしゃるように、他の人も、自分の抱える悩みと同じような悩みをかかえているのかも…?と思いました。2025/11/25
0sanada0
2
悩みに対して答えをくれるわけじゃなくて、そっと寄り添いながら悩みと付き合っていく引き出しを増やしてくれる本だった。寄り添い系トーク番組ポッドキャストの「お互いさまっす」に雰囲気が似ている。特に感情労働の章が良かった。自分の心の声が聞こえにくいのは、この感情労働がベースで作動しているせいか、と腑に落ちた。また、“やさしいサイコパス”がかなり夫と重なる部分があるのも面白かった。人は自分と異なる人を目の当たりにすることで自分の呪縛から解かれることがあるね。2025/12/01
Ninja
2
ホントに、『とりあえず話そう』という本でした。とにかく聞いてくれてるなぁ、という印象。よく言われる『人に話せた時点でだいぶ心が楽になってる』感覚を思い出させてくれるような、そんな本。弱さは自分と世界をつなぐ接着剤、みんな大丈夫そうな顔して実は結構お手上げ状態、世の中って何かが「できる」人たちだけのものではないから。このあたりのお話が好きでした。2025/11/23
ぽぽーさと
1
表紙イラストが可愛らしく、落ち着く色合いで、見ているだけで安心感が湧いてくるような本。 中を開いても、優しく、ときにユーモラスな、お悩みに寄り添う挿絵がたっぷり。ゆったりしたペースで読めるよう、構成やデザインにも工夫を感じる。 相談者と一緒に歩むように、安達さん流にゆるりとお返事しているところ、悩みに個別に回答する章・総合的に綴られた章の二部構成で、読みやすいところから読めるところも、素晴らしい。 ふとした瞬間にこの本をそっとめくって、心がほぐれる、そんな「心のお守り本」のような印象を受けた。2025/10/30




