内容説明
写真を撮ることと絵を描くことは、どこか似ている―。「何気ない風景」は、だれかにとっての“懐かしい記憶の物語”その“懐かしさ”を思い浮かべ、僕はシャッターを切る―。SNSで話題の写真家Shota初写真集。
著者等紹介
Shota[SHOTA]
出身は兵庫県で現在は関東を拠点とし主に風景を中心に、写真や動画を撮影しています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
17
最後の著者近影が写真のイメージそのものの、お若いというよりまだ頑是ない少年のようでした。これから年を経て、どんなものをどんな風にお撮りになるのでしょうか。なんとなく新海誠監督の世界っぽいなあと思ったら、やはりそれを意識されているとのこと。いわゆるカメラだけでなくiPhoneで撮られた写真も多数とのことで、やっぱり写真って面白いなあと思いました。こんなに細かく教えてしまって大丈夫かしら?と思うくらい丁寧に補正の仕方が載っていたので、いつか挑戦してみたいです。2024/02/21
高宮朱雀
11
著者が尊敬するという新海誠監督の作品に登場するような鮮やかなブルーが主軸にある作品集だと思う。また本来の被写体と、水鏡に映る反転した被写体とを敢えて逆さまに配置するといった手法もどこかニクい演出に見える。 写真から受け取るイメージは読者によって当然異なるだろうが、私には懐かしさという印象が強かった。 小さな頃に見た空の色、工事されてもう変わってしまった当時の近所の景色に似た場所など、今ではもう見られなくなってしまった記憶の一片がしまわれたアルバムのような存在となる一冊。これが心の風景か?2023/05/15
めとろん
2
え?コレ、新海誠のアニメ?CG画像だよね?と思ったけれど、実は写真。ただし、撮ったそのままではなく、露出やらなんやらを調整して出来上がったもの。 途中に補正した手順が書かれているのでiPhoneの写真編集(アプリでなく標準装備の)でこうかな?とやってみました。全く同じ機能じゃないからそこそこでしたが、なんか、アニメっぽい。面白いなぁ、写真。2023/09/25
Jimmy
2
新海誠作品みたいで、美しくて非日常的で、なんかホッとする!2023/09/10
aoto
2
だいたい、「ハイライト-100、シャドウ+100」これをやっておけばこの本の写真に近づけるぜ!ってのが分かった。 ウユニ塩湖風写真が多くて、空や水など「青」がすごく映えて綺麗。2023/09/01