内容説明
猫歌人・仁尾智、待望の猫短歌集!写真とともに綴ったコラムエッセイ収録。愛しくて、やるせなくて、ちょっと切ない猫たちとの日々。
著者等紹介
仁尾智[ニオサトル]
1968年生まれ。猫歌人。1999年に五行歌を作り始める。2004年「枡野浩一のかんたん短歌blog」と出会い、短歌を作り始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シナモン
96
猫たちとの暮らしのなかから生まれた短歌集。うちにいるのは犬ですが、それでも胸にぐっとくるものも多かったです。「元気ならなんだっていい 元気なら 猫を見るたびそう思ってる」猫たちへの愛情が溢れた一冊でした。2023/11/17
ままこ
82
作者は猫歌人。猫飼いの心をグッと掴む。ほのぼのしたイラストと猫愛溢れる短歌とエッセイにクスッとしたりしんみりしたり。あるあるは、他愛もない言葉を当たり前のように猫に話しかけてしまう。用もないのに猫の名前を口にする。子猫は「暴れる」か「寝る」窓辺の猫はいいよね。うちはずっとじっとしてたので置物と間違われた。先代の猫のボンボンみたいなしっぽ。嬉しい時はフルフルとふるえて可愛かったなぁ。人によって実に多様な「猫の匂い」がするという。うちの猫は日向ぼっこしてる時、回転焼きの匂いがした。匂いを嗅げる幸せ。2024/02/22
いっせい
59
図書館の新着コーナーで、たまたま目に止まって手にした1冊。現在は5匹の保護猫と暮らす著者が、過去に看取った猫との思い出も絡めながら、猫を飼った事がある人なら皆、思わず頷いてしまう“猫あるある”を綴った短歌集。「レシートを丸めた玉がAmazonで人気のおもちゃより好きな猫」「運命の猫との出会いはプライスレス 値札はついているはずない」etc.ユーモアと猫愛に溢れています。2023/06/26
コンチャン
16
猫歌人と呼ばれる著者の作品だけあって、猫好きな人には響くものばかり。短歌で泣かされるなんて思っていませんでした。2024/05/21
*+:。.もも.。:+*
14
猫飼いとしてはあるある、うんうん、クスっという歌ばかり。歴代の猫についての話もうるっとしたり気持ちがあったかくなる本。2024/04/29
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