内容説明
ジョランダが恋人とテムズ川の船上パーティに興じていたとき、ふいにある男性が現れた。ヴィート…。ジョランダと双子の兄ニック、そして七歳年上のヴィートは、ある会社経営者の養子として兄弟同然に育った。だがニックとヴィートは故郷のシチリア島に帰ってしまい、以来、音信もとだえていたのだ。ヴィートを慕うあまり、ジョランダはいまだに男性経験もない。再会に驚く彼女にヴィートは告げた。「ニックが病気なんだ」兄との絆を取り戻そうと、ジョランダはシチリアに飛んだ。心に、報われるはずもない思いを秘めながら。
感想・レビュー
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冒頭の二人の会話や行動が芝居がかっていて読者置いてきぼりな感じ。車に2番目のヒントと書かれた風船とか噴水の上のアイスとか。アイスは絶対とけてたよ。双子のヒロイン宅に養子にきたヒーローかと思ったら３人とも養子だった。ヒロイン養父のせいで故郷の村人が劣悪な環境に住むはめになり、それを恨んでヒーローは養父に復讐。ヒロイン家とは昔から敵同士だったけど最初からヒーローはヒロインが好きだったらしい。でもそのときヒロイン3才、ヒーロー10才です。大地震で3才のヒロインをかばい二人とも1日半生き埋めになる。→続き2019/07/26
