内容説明
ドローンによる空撮が、長秒露光による星景が、廃墟の新たな姿を映し出す。日本全土の廃墟を回遊する、新しい時代の為の“廃墟写真集”。
目次
01 廃鉱山
02 戦争遺構
03 廃工場・発電所
04 廃ホテル・宿泊施設
05 廃車両・廃船
06 廃道・廃線・廃橋
07 廃遊園地・レジャー施設
08 廃通信施設
09 廃校
10 その他の廃墟
著者等紹介
啝[ワ]
2006年頃より廃墟の魅力に取り憑かれ、撮影を始める。2012年より廃墟で星を撮り始め、廃墟星景写真展「失われた場所プラニスフィア」(2015年オリンパスギャラリー東京/大阪)、新しい時代の廃墟写真展「VIBRANCY」(2019年ピクトリコギャラリー表参道)、「変わる廃墟展」(2015年より浅草橋TODAYS GALLERY STUDIO他で定期開催)等の写真展示活動を行いながら廃墟探索を続ける。2019年にはespinas3氏と“ねじまき鳥ドローン部”を発足。長崎県美術館他で「ねじまき鳥ドローン部写真展」を定期的に開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奈良 楓
18
【とても良かった】日本の廃墟を中心とした写真集。おそらくドローンを活用しており、上空からの俯瞰が多く、廃墟の自然に埋もれるさまを改めて実感しました。グランドワゴニアの高原にポツンとおかれた廃車の写真がとてもいいのですが、どこなのでしょう?奈良県民なので、ドリームランドの写真がとても哀しい。2022/11/14
ikedama99
10
職場の図書館から借りた本。このような「廃墟」を取り上げた本にはなぜか惹かれるものがある。その中でも、「鉱山」などのように「用済み」になったものもあれば、「遊園地」のように「さびれていったもの」もある。インパクトがあったのは、「水力発電所あと」と「極東の廃船」だ。不思議な存在感を感じた。2024/02/25
にゃうぴょん
6
日本の廃墟の写真集です。人の手を離れて緑に浸食されていく風景はさみしさの中に生命力を感じました。夜空の下の端島炭鉱や化女沼レジャーランドや廃船の写真の美しく心惹かれました。2023/02/28
a01
3
いよいよ空撮の時代だなぁ。既出の場所も新しい視点で捉えている。場所情報記載もありがたい。2023/05/13
kaz
3
なぜこのような場所に自動車が残っているのだろうと疑問符が3つくらいつく写真も。いろいろな経緯があるとは思うが、それぞれの歴史を考えると虚しくなるものも多い。廃墟となった遊園地は悲しすぎる。図書館の内容紹介は『ドローンによる空撮が、長秒露光による星景が、廃墟の新たな姿を映し出す。廃鉱山、戦争遺構、廃工場・発電所、廃ホテル・宿泊施設、廃車両・廃船など、日本全土の廃墟を回遊する“廃墟写真集”』。 2023/03/29
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