内容説明
巨魁・北尾吉孝の剛腕、SBI躍進の秘史。
目次
第1章 新生銀行TOBは天命
第2章 巨魁・北尾吉孝のルーツ
第3章 野村に北尾あり
第4章 孫正義との運命の邂逅
第5章 孫正義と北尾吉孝―天才と英傑
第6章 ソフトバンクの二頭馬車
第7章 「ホワイトナイト」としてホリエモンに挑む
第8章 SBI、ソフトバンクから独立
第9章 論語と経営―北尾吉孝の人間学
第10章 地方創生と地銀再生
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
作家。1944年広島県に生まれる。広島大学文学部仏文学科卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋”として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。月刊『文藝春秋』に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。『小説電通』(三一書房)でデビュー後、著書は480冊以上に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫の煙
7
冒頭は新生銀行へのTOBの詳細。北尾社長の生い立ちと、孫正義との出会い、ソフトバンク入社のいきさつなど、興味深い。川島副社長(現新生銀行社長)や、モーニングスター朝倉社長への取材を絡めて、北尾社長の人となりを明らかにしていく。2022/08/25
るるぴん
3
北尾吉孝氏は行動や発言が控えめでイケイケな雰囲気を出さないし、ネット金融という表に出にくい世界で奮闘しておられるので世間ではあまり名を知られて居ない気がするが、実は超敏腕経営者で、北尾さんがいなかったら、今のソフトバンクは無かったんだと思うと改めて凄い人だ。孫正義は北尾さんには足を向けて寝られない。古巣の野村證券から飛び出し、SBI証券を振出しに20年足らずで日本の金融界を変えようとしている。若くして論語や哲学書に親しみ、勉強家。誰にでも別け隔てない情愛もあり人徳、人間力がある。後半も読んでみよう。2023/04/15
てぷてぷ
0
すごいなーの一言。頭のいいひとは、その頭脳を私利私欲に使うイメージだったけど。 そうじゃない人もいるんだなー。 SBIの株買おうかなー。2022/12/28
まさ
0
読了。 勉強になりました。2022/02/14