JavaScript関数型プログラミング―複雑性を抑える発想と実践法を学ぶ

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  • サイズ B5判/ページ数 352p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784295001133
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

内容説明

関数型思考を新たに身につけるのは一筋縄ではいきません。本書では、この関数型思考の実践を第1の目標にしています。関数型のメリットに触れながら、ECMAScript2015(ECMAScript6)をベースに、実践テクニックを網羅的かつ段階的に解説していきます。より現場指向のテクニックとして、テストや最適化の手法、非同期処理を扱う手法についても説明します。一般的なテクニックに飽き足らず、より上位レベルの技術の習得を目指すJavaScriptプログラマーに格好の一冊です。

目次

1 発想の転換とキーコンセプト(関数型で思考する;関数型言語としてのJavaScript)
2 関数型のデザインとコーディング(データ構造の数を減らし、操作の数を増やす;モジュール化によるコードの再利用;複雑性を抑えるデザインパターン)
3 関数型のスキルを磨く(関数型コードのテスト;関数型コードの最適化;非同期イベント/データのための関数型手法)

著者等紹介

アテンシオ,ルイス[アテンシオ,ルイス] [Atencio,Luis]
米国フロリダ州のフォートローダーテールに本社のある、仮想化ソフトウェアベンダーのシトリックス・システムズに所属するソフトウェア開発エンジニア。コンピュータサイエンス分野で学士号と修士号を取得。JavaScript、Java、PHPのアプリケーション開発/設計にフルタイムで従事している。技術コミュニティに積極的に参加し、ローカルのイベントでは発表活動も頻繁に行う。ソフトウェアエンジニアリングについてのブログを運営

加藤大雄[カトウヒロオ]
株式会社イディオマコムニカ所属、ITエンジニア。大学で機械工学を専攻するも、IT業界に飛び込んで以来、ITエンジニア一筋。技術者として設計開発・運用保守だけでなく、製品開発、QA、保守の技術部長も経験。日英/英日の技術翻訳、特許翻訳も行う。Valente翻訳スクールにてITコースの講師を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つるたん

1
今まで純粋関数型言語を使った関数型プログラミングの本はいくつか読んできたが、JavaScriptのような非純粋関数型言語でどのように関数型プログラミングを実現するかについて書かれた本は初めてでとても新鮮であった。Haskellなどで組み込まれているカリー化、合成、モナド、末尾再帰などをJavaScriptどう書くか、また命令的に書かれたコードを宣言的に書き直すとどのようにきれいになるかを詳しく書いており非常に参考になった。身近な言語であったため業務に即座に活かせそうである。また圏論についても学びたくなった2021/04/11

ozackiee

1
★★★☆☆2020/08/27

reduce

1
第5章のモナドの実装と使い方の説明がわかりやすい。第8章ではPromiseとジェネレータ関数を関数型プログラミングで活用する方法が紹介されている。訳注が筆者の意図を推測して、理解を助けてくれて良い。2017/07/23

homuhomu20130219

0
思っていたよりも時間が掛かったし 内容も難しく理解できてない部分も多い。 ※maybeとかEither等。 とはいえ、関数型の本としてはわかりやすい方であり いくつか有益な部分があった。 ※カリー化のメリットがイマイチだったが  この本でカリー化について学べた。 2021/09/29

たぬき

0
「Secret of the Javascript Ninja」 (pp.68-69) 、「JavaScript:The Good Parts」(p.221)に言及あり。2018/10/23

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