詩集 ことのは

詩集 ことのは

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6変判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784289030767
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

五つの章で綴る、乙女心の変化。「薄紅」では少女の恋心と清潔な色気を、「浅葱」では世の子供たちへのエールと生一本な骨の硬さを、「深草」では身近な人々への愛情と優しい眼差しを。「二藍」では女心の底をついた本音と文学的な教養を見せてくれる。最後の「真白」では、生きることの切なさと可笑し味を感じさせられた。人に向ける作者の目は温かい。浪漫チックでSWEETで、時にピリ辛な実香ワールド。

目次

薄紅
浅葱
深草
二藍
真白

著者等紹介

田村実香[タムラミカ]
詩人・作家。香川県詩人協会、四国作家の会所属。ほか「朱雀」の俳号もあり。文学以外でも華道嵯峨御流師範の看板を持ち、執筆活動の傍ら、年に数回単発で古典入門講座の講師を務め、型破りで斬新な解釈は年齢層を問わず人気。文科系のラジオ番組でも活躍、「みかりん」の愛称で親しまれる。2002年春「コスモス」で詩人協会新人賞受賞。同じ頃掌編小説「赤の記憶」が文藝春秋社刊「文學界」にて特選に入る。文学者である祖父の影響か、大学での専攻は近代日本文学だったが、古典、近代、現代を通して精通している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。