内容説明
日本の子どもたちに会うために、船に乗って、アメリカからやってきた一万二千七百三十九体の人形たち。シャーリーは、その船で、ちえちゃんに会いにきた人形だった。しかし、ちえちゃんとなかよくなったシャーリーを待っていたのは、日本とアメリカの戦争だった…。ヒロシマに眠る被爆した人形たち。その目を通して、戦争の無意味さをつたえる物語。小学校中学年から。
著者等紹介
こにしひでこ［コニシヒデコ］
１９６８年、大阪府生まれ。和歌山県立御坊商工高等学校卒業。「平和とは」を問いかける作品を日本の子どもたちだけでなく、世界に届けたいという思いをこめ、『遠い国からきた小さな友だち』を執筆した。京都府在住
末吉陽子［スエヨシヨウコ］
１９７８年生まれ。イラストレーター。書籍、雑誌のイラストを数多く手がける。さまざまな手法による作品を制作し、個展開催、イベント参加など幅広く活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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