内容説明
解体される郷愁と夢。時代の向こうに見えるものを軽妙に掘り下げる。第26回新風舎出版賞ポエトリー部門奨励賞受賞作品。
目次
ぼくのぼく
風がふき空気がぶれ渡船はわたる
最初の詩
位相
あの兄妹
鶏
駅
国宝屏風絵
サフラン色の風のヒゲ
歩むむこうの
座布団
檸檬の目
狭い空
記憶
夜の気配
間隙
著者等紹介
吉田敬[ヨシダケイ]
1941年広島県生まれ。関西大学文学部英文科卒業。小学校校長を退任後、広島大学大学院文学研究科修了。広島詩人協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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