内容説明
信州の山村を舞台に、冬の風物詩と少年の心情を描いた表題作のほか、障害者福祉や平和への視点をも意識し、「人の優しさ」をテーマにつづった児童文学短編集。
著者等紹介
きたのはじめ[キタノハジメ]
本名・宮入博之。1933年長野市生まれ。長野北高等学校・國學院大學文学部卒業。NTT勤務の間、慶應義塾大学法学部・法政大学経済学部を卒業。その後、長野女子短期大学講師として「法学概論」と「日本国憲法」の講座を担当の傍ら、信州大学大学院教育学研究科修士課程において障害児教育の研究に身を置いたが中途退学。障害者と法の問題に焦点をあてた障害者問題の研究をするため、新潟大学大学院現代社会文化研究科博士課程へ、単位修得満期退学。現在は、障害者問題の研究などを中心に文筆活動。生涯学習インストラクター。日本特殊教育学会・日本公法学会・日本自治学会各会員/長野ペンクラブ・コスモス文学の会同人/長野県生涯学習インストラクターの会会員/北信美術会会員。受賞歴―『教授・山田斉太郎』第79回コスモス文学新人賞(短編小説部門)2001年、『カンカン帽』第88回コスモス文学新人賞(童話部門)2004年、『やまのかんくろうくん』第73回コスモス文学新人賞奨励賞(童話部門)2000年、『まんぺいくんの気持ち』第12回コスモス文学出版文化賞2000年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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