内容説明
関八州の札所を、心の貧しい男・わらしべ長者が、心の豊かさを求めて、観音さまと二人でたびをする物語。
目次
第1章 相模編(神奈川県)―鎌倉の空は宗教色
第2章 武蔵編(埼玉県)―「灯台下暗し」と「脚下照顧」
第3章 武蔵編(東京都)―色に染まる
第4章 上野編(群馬県)―苦と楽は、「苦楽を共にす」
第5章 下野編(栃木県)―「あー、余の体の中を突き抜けていくぞ」
第6章 常陸編(茨城県)―生死を終えたトンボやセミが道に横たう
第7章 安房・上総・下総(千葉県)―今様、わらしべ長者の結願
第8章 たびを終えて
著者等紹介
菅原惠[スガワラサトシ]
1938年生まれ、宮城県出身。東北学院大学文経学部卒。呉羽化学工業株式会社、錦商事株式会社での40年にわたる会社生活を終え、現在に至る。現在埼玉県三郷市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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