出版社内容情報
散歩の途中、河原で鳥の卵を見つけたどろぼうねこのおやぶんさんは、目玉焼きを作ってもらうため、卵をふろしきに入れて商店街の魚屋さんのところまで持っていくことにしました。しかし、ポカポカ陽気にあたためられた卵は、ふろしきの中で孵(かえ)ってしまいます。「なんてこったい」、そう言うおやぶんさんでしたが、ヒナたちを育てはじめるのでした――。
内容説明
鳥の卵を見つけたどろぼうねこのおやぶんさんは、目玉焼きを作ってもらうため、魚屋さんのところまで卵を持っていくことにしました。しかし、卵はポカポカ陽気にあたためられて―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
134
こまつ のぶひさ&どろぼうねこシリーズ、3作目です。今巻は、どろぼうねこのおやぶんさんの男気溢れる話だにゃあ(=^・^=) https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-26693-0.jsp 【読メ😻猫部】 2025/04/16
☆よいこ
76
どろぼうねこ③どろぼうねこが河原を散歩していたら鳥の巣を見つけた。しばらく卵を見守っていたがが親鳥は帰ってこない。このままでは蛇に食べられてしまうので「しかたない」と風呂敷に包み背中に乗せて行った。目玉焼きかゆで卵か卵焼きか、と考えていたら卵が孵ってカルガモのヒナが生まれた。どろぼうねこの子育てがはじまる▽癒し。2025.4刊2025/06/08
ぶち
74
親分の風格と佇まいが台無しな表紙の絵!! 可愛い~💛 河原で見つけたカルガモの卵が孵ってしまいました。「なんてこったい」、といいながらおやぶんさんヒナたちを育てはじめるのでした。おやぶんさんにチョコチョコついて歩く、ヒナたちがまた可愛らしい💛 ヒナたちを襲う三羽ガラスから守るんですが、カラスをコテンパンにやっつけるのではなく、ある"頼み"をします。それを引き受けるカラスたち。こうやって、おやぶんの住む商店街は平和になっていくんだなぁ…2025/11/17
ままこ
65
シリーズ3作目。表紙から可愛い。面倒見の良いおやぶんさん。成り行きでカルガモの子育てをすることに。ピヨピヨたちのピンチもひと声で切り抜けることができてさすが。おまけに自分ができないことをちゃっかり依頼している。一緒に行動するおやぶんさんとピヨピヨたちの様子が愉快で微笑ましい。ラストのオチ。そうくるか。2025/07/15
ぶんこ
42
シリーズ3巻目はどろぼうねこさんの子育て。散歩中に見つけた卵6個。大好きな卵料理を思い浮かべながら魚屋さんへ行く道すがら、なんと卵からひよこ!カルガモの子どもを引き連れて歩く軍団?が可愛い。なにげに子猫たちもついて歩いてます。歩く商店街もあたたかそうで素敵。食べ物を用意して、水浴びもさせて。すっかりカルガモのお母さん。襲ってきたカラスのギャング3匹をやっつけるどろぼうねこさんと仲間たち。かっこいい。そのカラスにカルガモの子に空の飛び方を教えてと依頼。ひなたちが飛び立った後、寂しそうでした。2025/11/11




