内容説明
本書は、前作「思想としての不安」を全面的に改めたもので、新たに生存を哲学と宗教と並ぶ現実の一契機として捉え、それ以前に「前史」を想定、これら三者の関係を解き明かすとともに、もっぱら自明とされる生存を白日の下にさらし、かつ貧しい精神と言われる「感覚」に内在する「内的存在」を主体とすることで、自然の述語を精神の最初とする、連続する思想の体系に挑む。付録に「日本人の思想」と「用語集」を収める。
目次
大前提(大前提に入る前に;大前提)
概要(概要に入る前に;思想 ほか)
補記(感覚と知覚;思考と認識 ほか)
付録(日本人の思想;用語集)
著者等紹介
生田庄司[イクタショウジ]
1952年熊本生れ、中学卒業後、様々な職を転々とする。30代半ば一時海外に住む。その後業界紙の営業を経て55歳で退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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