出版社内容情報
トランプ2.0時代の「分断が先鋭化し、陰謀論が武器化・日常化した」世界を読み解く論考集。日本・韓国・米国・フランス・トルコ・レバノンの分断と陰謀論を考察し、中国・ロシアの武器と化すQアノン陰謀論、中南米で拡大する陰謀論ネットワーク、アフリカの偽史と秘密結社陰謀論、トランスヒューマニズム、シンギュラリティと新世界秩序陰謀論、シミュレーション仮説陰謀論などを紹介。
内容説明
トランプ時代の「陰謀論が武器化・日常化した」世界を読み解く論考集。
目次
第1章 各国の分断と陰謀論(日本の陰謀論と分断;韓国の左右対立と陰謀論;フランスの分断と陰謀論 ほか)
第2章 テーマ別論考 分断と陰謀論(トランスヒューマニズム、シンギュラリティ、シミュレーション仮説―この世界からの脱出への想像力を取り込む陰謀論;我々の祖先はアーリア人であり、エリートはみんなフリーメイソンで無垢な青年を肛門性交を用いて服従させるなどのアフリカの偽史と陰謀論;左右分断と不正選挙陰謀論 ほか)
第3章 今後の展望と対策、総括としてのアメリカの分断と陰謀論(日本における陰謀論の今後の展望と対策;トランプが可視化した集合的無意識と陰謀論の日常化)