出版社内容情報
信じがたい話として受け止められるであろうが、【日本航空123便の惨劇は、「520人が死んだ」事故ではなく、「生きていた524人」が時の権力によって「命」を断たれた事件である。それが、我が子たちがなぜ死なねばならなかったのかを調べ続けた末に、私が確信するに至った結論だ(「まえがき」より)】。遺族として40年間苦しみ抜き、調べ抜いた末のファイナル・アンサー。
【目次】
内容説明
国は、すでに否定された隔壁破壊説を、さも事故原因であるかのように見せかけている。日本航空は「加害者」を演じて、遺族や国民を騙している。いずれも国民の目を欺くための真っ赤な嘘である。国は、決定的な「証拠」であるCVRやDFDRの生データを開示し、真相を明らかにする義務がある。
目次
第一章 仮説「日航123便墜落事件」(第一の事件…無人曳航標的機の衝突;第二の事件…着陸の妨害;第三の事件…123便墜落)
第二章 「調査報告書」の虚構(二つの航空機事故;墜落原因なき「調査報告書」;「隔壁破壊説」vs.「無人曳行標的機の衝突」;「操縦や着陸は不可能」vs.「緊急着陸目前だった」)
第三章 偽りの捜索救助(見殺しにされた生存者たち;消された生存者の命)
第四章 偽装された「加害者」(日本航空と政府の結びつき;「補償」という名の隠蔽工作)
第五章 事件の隠蔽構造(「事故調査」の目的;隠蔽の「からくり」;遺族と国民がなすべきこと)