感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yupipi
3
生の声をこれでもかと詰め込んである。ご自分のことを時系列にふりかえって、あのときこんな支援があれば、と教えてくださる。家庭にも学校にも居場所がなければ、心をどこで休めればいいのか。相談支援などで一人暮らしがサポートされたることを願う。2020/11/23
らくいん
2
これも外からは気づかれない問題の1つだと思います。子どもが障害を持って生まれたとき、親は半生の付き合い・きょうだい児は一生の付き合い。だからといって親の方が楽だとかそういうことではなく、親は親の気持ちがあり、きょうだい児はきょうだい児の気持ちがあり、これはまた別のものだというのを感じました。 苦悩は当事者が一番わかってることだし、外野が「当事者のためを思ったアドバイス」をするべきではないよな。それより受容と共感のほうがいくらかお役に立てるかもしれないが、外野としてもそっちのほうが難しいのかもしれない。2023/05/16
はへ
2
少しでも生きやすくなりますように。2019/07/30
diet8
1
重度知的障害ダウン症の弟をもつ30-31歳未婚女性。弟は5歳程度の知能で作業所に通う。●障害を持った子どもが生まれた家庭が機能不全に陥らないためには、親、障害児、きょうだい児の三者に適切な外部からのサポートがあることが望ましい● 障害のあるきょうだいを持つきょうだい児は必要以上に家族に尽くすことを求められやすい● 子どもは誰しも、誰かのお世話係のために生まれてくるべきではない●遺伝と介護◼️兄弟児の著者が障害者になったのは恐らく親のせいではない。子育ての大誤解を著者に読ませたい2023/05/28