感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamatoshiuruhashi
28
結論は当たらないんですね。すごい本でした。これまであった有象無象の予言をできるだけ集めて、その中から著名なもの或いは典型的なものを取り上げ解説する。「予言はどこまで当たるのか」と言うより「当たらなかったらそう言い訳するのか」という部分が面白い。コラムというベージで当たらなかった時の言い訳、予言を信じるグループの行動、何故当たらなかったらより団結が強固になるのか、などが解き明かされるがなるほどと思わされる。ょっと骨休めのつもりでしたが真面目な論考でした。2019/07/27
futabakouji2
7
予言はどこまで当たるのか?結論当たらない。予言が外れても信じ込んでしまう心理に興味が湧いた。2019/07/17
Meistersinger
3
予言ネタはイマイチ趣味じゃない。予言を信じ込む心理バイアスは面白いのだけど。2012/11/13
sezmar
2
帯にあるように、日本と海外の古今東西の予言を解説した良書。完全版(仮名)と座談会は必読。昔色々信じていた(今もどうかと言われるとあれだけど)ノストラダムス、ヨハネの黙示録の有名どころや個人的にほとんど知識がなかったをのこ草子など面白い情報が多い。外れた預言者と集団がどうなるかはまじめに読まねばなるまい。2012/10/06
shamrock
1
うん。とにかくあたらないということは良くわかった。農夫が聖書を2年研究して審判の日を予言するとか、まあまじめな神学者を小ばかにしたようなお話も多数。独自研究でアインシュタインの相対性理論が間違いだってわかってしまう、超科学者の方々と一緒だよね。動機は違うけども、勘違いをしてわかったような気になるところなんか特に似ている気がする。2013/09/06
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- 和書
- 平尾誠二さんのこと