内容説明
私は昭和60年、歌人、明石海人の足跡を追って、岡山県長島のハンセン病療養所である愛生園を訪ね、深く、深く感銘を受けた…表題作のほか、選りすぐりのエッセイ、長短16編を収録。
目次
1 病葉の島をたずねて(まえがき;明石海人;歌集『白描』;愛生園をひとり訪ねて ほか)
2 忘れ得ぬひと・こと・もの(土岐善麿師;入江侍従長;瀬戸内寂聴尼;狐狸庵先生 ほか)
3 『奥の細道』真贋論争と山本唯一博士
著者等紹介
京極英春[キョウゴクヒデハル]
1929年、新潟県生まれ。大谷大学文学部(国文学専攻)卒業。元高校の国語教諭(新潟県及び滋賀県)。日本歌人クラブ及び滋賀作家クラブ所属。短歌:第四回上田三四二賞受賞。小説:第四回滋賀作家賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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