内容説明
本書は、出版を目前にして他界した画家・松家昌の想いが詰まった珠玉のエッセイ集である。
目次
1 現代社会に想う(何かがおかしい;普通の子が突然キレる;秋葉原歩行者天国無差別殺傷事件;新潟県中越地震)
2 私の旅(旅について;鞄;神々が創り給うた最悪の土地;アクサライ)
3 遠き少年の日(川魚と蛙;松林の先に海)
4 農の風景(農の風景;草叢の中の廃屋;移築、保存される古農家;多摩の農家;山裾の村)
著者等紹介
松家昌[マツヤマサル]
1934年、旧満州国大連市に生まれる。明治大学附属中野高等学校卒業。新宿美術研究所修了。1974年、日本表現派同人。1981年、創作画人協会会員。1991~97年、フランス遊学、ギリシア、トルコ取材。その後、フリー。2008年10月23日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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