内容説明
大正11年生まれのみどりは、活発な勉強好きの努力家。実直な両親の血を受け継いで、しっかりと成長する。戦前から戦後と、国体出場や京都での寮生活を通して社会経験を積み、結婚し母となる。一方店の経営も同時にこなすなど、どんな時も時代に流されず、地に足をつけて歩んできた。俳画や水墨画など玄人はだしの趣味においても、広く豊かな視野と人生経験で、地域や人々に大きく貢献することとなる。確かな生命力に裏付けられる、大正から昭和、平成を生き抜いてきた一女性の半生。
目次
子供の頃
社会人になって
妹の死
郡是誠修学院、そして退社
悪戦苦闘
家族模様
転機
趣味
地下鉄工事の頃
想い出の中国旅行
俳画との出会い
失火、続く災難
倒れる
久年会に想いをよせて
父母の想い出
成長する孫達
感謝と至福の今に至るまで
著者等紹介
河野みどり[コウノミドリ]
大正11年3月9日山梨県生まれ。誠修学院卒業。郡是(現グンゼ)株式会社製品部にて教婦となる。退職後、結婚。現在は東京都在住。書道師範。俳画師範。その他、郡是労働組合山梨支部副支部長、山梨県鏡中條女子青年団長、郵政省「預金者を守る会」理事、また荒川区立第九峡田小学校PTAにおいて広報委員長、会計、副会長、会計監査を務め、荒川区立第四中学校PTAでは副会長の役職につく。さらに、峡田貯蓄実践地区自主学習会および消費者連合会峡田地区で書記、俳画稚心会にて荒川支部長、本部会計、副会長、会計監査を、荒川区美術連盟において副支部長、本部副理事長、相談役を、荒高連八千代会では婦人部長、および副会長を務める。また、荒川山梨県人会にて事務局、会計、婦人部長として活動。荒川区政功労賞、稚心会功労賞二回受賞、荒川区文化功労賞、俳画協会稚心展奨励賞、鼓賞、年間賞、俳画協会賞、準大賞、グランプリ。日本水墨交流協会東京展、京都展、中国展等で入選、佳作、奨励賞など。日中女流水墨画家交流東京展入選、全国青少年育成脚本募集佳作入選、「我が家の家計簿体験記録」入選。東京新聞紙上座談会東京代表選出、女性の光短文芸入選でレギュラー掲載となる。ほかに佐藤製薬CMソング佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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