内容説明
話せない、歩けない、泣けば命にかかわる、世界に三十例しかない症例“14トリソミー”で生まれたゆみかは、天からの贈り物。あたりまえに幸福でとても密度の濃い、ゆみかとの八年八カ月は、いつかは来ると知っていた最期を迎えた―。小学校低・中学年向きにやさしく書き下ろした付録編つき。
目次
第1章 弓華がやってきた(卵巣が破裂してる!;やっぱり、子どもがほしい ほか)
第2章 章真がやってきた!(弓華にきょうだいができた!;ストレスフリーな私 ほか)
第3章 生きてるってすばらしい(余命一カ月;笑いが戻ってきた ほか)
第4章 笑顔の戦士(眠れなくなってきて;顔のむくみ ほか)
付録 子どもたちのために ゆみちゃんがおしえてくれたこと
著者等紹介
道志真弓[ドウシマユミ]
1965年生まれ。富山県出身、熊本県在住。司会、ナレーター、話し方教室を中心に活動。熊本市人権教育講師。「命の重さ」を多くの方々に知ってほしいと願い、熊本県各地で講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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