橋は架からず―明治日本と李朝の志士たち

橋は架からず―明治日本と李朝の志士たち

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784286045900
  • NDC分類 221.05
  • Cコード C0020

内容説明

明治17年、甲申政変と呼ばれる開化派のクーデターは失敗した。背後で開化派を動かした日本政府の対朝鮮政策はこのあと大きく変化し、日清戦争につながっていく。本書は、彼らを支援した福沢諭吉ら日本人の朝鮮観や日朝双方の国民感情のあり方に焦点を当て、反日・反韓(反朝鮮)・反中国感情を考え直す契機を提供する。

目次

第1部 甲申政変(クーデター失敗;金玉均の生い立ちと当時の朝鮮;開化派の形成;日本視察 ほか)
第2部 政変以後(真相を究明せず―政変の後処理;朝鮮に反日感情、日本に反清・反朝鮮感情;政府は邪魔者扱い、民間は支援―日本での亡命生活;暗殺 ほか)

著者等紹介

上野慎一郎[ウエノシンイチロウ]
1946年8月、大阪府生まれ。1970年4月、東京大学法学部を卒業と同時に朝日新聞社に入社。宇都宮(栃木)、東京、大阪、京都で勤務。経済記者、論説委員、グループ政策室室長補佐などを務める。2006年8月に定年退職。現在フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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