内容説明
欠礼事件を起こし、ドジを踏んだ初年兵が、戦後、郵便事業の改革に取り組んだが…郵便局での三日三晩の徹夜という重労働と苛酷な作業を強いられた法改正の取り組みの中で適当に立ち回った職場の人たちに反し、黙々と真摯に生きてきた男の半生記。
目次
ロサンゼルスへ渡った父
私立中学校の設立
六法全書と首っ引きの毎日
日本一の二等兵に…
欠礼事件
盲いたる民、世に満ちて…
捨てる神あれば拾う神あり
大空の中から、豆粒ほどの敵機を探す
取り壊されたわが家
郵便局の指定局制度がスタート
ロマンチックな夜
陽の当たらない局舎
特定郵便局長申請へ
共用局舎を建てる
在職四十年
十二時間に亘る大手術のあとに
著者等紹介
東出光一郎［ヒガシデコウイチロウ］
１９２５年（大正１４）神奈川県生まれ。神奈川県在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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