内容説明
日本一のもち米の産地である岩手県紫波町に生まれ、幸せな少女時代を送った著者。戦時下の昭和20年に看護婦学校を卒業後、助産師の資格も取得し、県立病院の産婦人科、国立病院の精神科などに勤務する。そこには、人生の師と仰ぐ恩師、患者をはじめ、様々な人との出会いと触れ合いがあった…。娘、そして今は亡き夫への思いなども綴った感動のエッセイ集。
目次
第1章 幸せな子ども時代
第2章 昭和の動乱期を生きて
第3章 助産婦としての再出発
第4章 子どもたちとの出会い
第5章 妻として、母として
第6章 感謝とともに
著者等紹介
吉田誠子[ヨシダセイコ]
昭和2年岩手県に生まれる。仙台第三陸軍病院附属看護婦学校卒。仙台第三陸軍病院附属保健婦学校卒。県立盛岡病院付属助産学校中退(合格)。医療、保健、福祉の分野に54年間たずさわる。医療法人、国公立病院で総婦長、婦長、助産婦を歴任。定年後、社会福祉法人障害者施設で婦長兼総務課長を務める(一時期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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