内容説明
国語の教科書には何故『羅生門』が載っているのか?名作に隠された極めて今日的なテーマをあぶり出す論考。
目次
下人はなぜ髪の毛まで奪わなかったのか―芥川竜之介「羅生門」の新解釈(序論;本論(老婆に動揺する下人;老婆をねじ倒す下人;チャンスをのがす下人;老婆の着物しか奪えない下人;復活する老婆、破滅へ向かう下人)
結論)
漢詩に魅せられて(漢詩との再会;漢詩のルール;漢詩実作;これからの漢詩)
著者等紹介
神川仁[カミカワヒトシ]
1957年生まれ。東京都多摩市在住。20年余私立高校の国語の教員。2006年度から私立高校の事務員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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