内容説明
町のみんなのために「ベストをつくす」ひらいち先生。でもがんばればがんばるほど、大好きな田んぼも町のひとたちも、家族も遠くなって…。いっしょうけんめいの先に見えたものとは―。
著者等紹介
平井昭博[ヒライアキヒロ]
1965年淡路市(旧北淡町)生まれ。神戸市在住。1984年白陵高等学校卒業。1990年広島大学医学部卒業。旧西ドイツハノーバー医科大学留学。現在、医療法人社団一功会理事長。診療所・居宅介護支援事業所・介護老人保健施設を運営。日本外科学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器外科学会認定医、日本医師会認定産業医・健康スポーツ医、麻酔科標傍医、兵庫県臨床漢方研究会評議員、神戸大学医学部保健学科非常勤講師、医学博士
中林健二[ナカバヤシケンジ]
1950年淡路市(旧東浦町)生まれ。神戸市在住。1969年津名高等学校卒業。設計事務所に勤務後独立、中林建築パース・デザイン事務所を開設。現在、絵画活動を展開中。一級建築士
平井規子[ヒライノリコ]
1970年西宮市生まれ。神戸市在住。1989年金蘭千里高等学校卒業。1995年神戸大学医学部卒業。産婦人科教室に入局。結婚・出産を経て、現在、介護老人保健施設「フェニックス西神戸キュアセンター」施設長。3児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
36
実家に似た景色の表紙だなって思って、借りました。そしたらね、舞台は淡路島でした。町のはずれに小さな診療所を開いたひらいち先生は、大好きな田舎でお仕事できることに大満足!患者さん達も、もう町の病院に行かなくてもいいし、ひらいち先生の優しくて丁寧な診察ぶりに大満足!やがて、その診療所は大評判となり、たくさんの患者さんが押し寄せ・・・。この本は、自分の「仕事観」に通じるところがあり、すごく共感できました。小さい所、だから大事なんだと思います。継続できるよりよい"限界"を、探していきたいです。2016/04/29