出版社内容情報
「栄養」と言われても、あまりにも身近すぎて空気のような存在に思えるかもしれません。
しかし、わたしたちが毎日食べている食事、その一つ一つの食材についての栄養素が気になったり、
ジムで筋トレをしているとき、プロテインの効果的な摂り方を知りたくなったりと、
「栄養」について、ふと関心を持つきっかけは、誰にでもあるのではないでしょうか。
本書では、栄養学の基礎知識から、「糖質」「筋肉」「肥満」など気になるテーマの解説、最新の栄養トピックまで、
〝食べる”最新常識を、イラスト図解でサクッとまとめました。
栄養学の基本をさらっと知りたい方にも、仕事や食生活に活かしたい方にも。
見るだけでも様々なパフォーマンスが向上する、最初に手に取りたい1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kuma
7
高齢者はBMIが21.5-24.9が◎。フレイル予防のためにも少しぽっちゃりくらいでOK。アミノ酸スコアに体内吸収率が考慮されたDIAAS(Digestible Indispensable Amino Acid Score:消化性必須アミノ酸スコア)。乳たんぱく質1.18、鶏卵1.13、ホエイたんぱく質1.09、大豆たんぱく質0.91。運動後のアルコールは格別だけど筋肉合成を阻害するから控える。グルテンフリーはダイエット方法ではなくグルテン不耐症のひとの食事療法。ビタミンDで筋肉量↑認知症↓免疫↑2024/04/27
ちい
3
最近、筋トレに励み(←続いています)、栄養について真剣に考えるようになったので手に取る。学生の頃には教科書に載っていなかった事や、これまでの常識が覆されたことなど、いくつか目新しいものがあり、知識がアップデートされた。まず筋トレ後30分以内に蛋白質を摂取する必要は無い。蛋白質同化作用は24時間持続するので、毎日の食事でしっかり摂ればOK。BMI22が一番長生きする→高齢者はぽっちゃりの方が長生き(〜24.9)。これは医療現場で見ていても納得。ちょっと太っている人の方が、なんだかんだ長生き(QOLは別問題)2025/10/05
かってぃ
3
突如として栄養学に興味が湧いて手に取ってしまった1冊。栄養に関する知識がまるっきり無い私でもザックリと理解できる良書だった。5大栄養素+2栄養素がそれぞれ体に対してどのような役割を果たすのかを理解でき、栄養に対する考え方が大きく変わったのを感じる。今までの食生活では、身体の最大限の力を発揮できていなかったのではないか?と思うようになり、食事を見直す良い機会になった。2024/02/08
もと
2
ビジュアルもあって、感覚的に栄養学を学べるのがとても良きポイント。目的別に応じてのコラムもあるから、実践的な内容もあるのもいいね。筋トレする身としては、BCAAのサプリメントを買おうか悩んでおります。2024/08/05
ゼロ投資大学
1
人類は何百万年も飢餓と戦ってきたが、現代に生きる私たちは充分な栄養を摂取することが可能になった。栄養は人間が活動を起こすために必須のエネルギーであり、必要な栄養をバランス良く摂ることで健康な身体を作ることができる。2025/08/08