内容説明
父母からの愛情を感じながら育ち、出生の事実を知り、あわや自殺を思いとどまる。―一家が翻弄される理不尽な状況とともに親子という濃密な関係の難しさ、そして母の死後「親子関係不存在確認」の訴えという信じがたい出来事。「家族」というものをさまざまな角度から深く掘り下げた意欲作。
目次
「もう出ていけって言われないよね…」
過保護を逃れたかった大学時代
胸ふくらませて就職・結婚
嫁と姑の確執
生母との出会い
三人の子どもの誕生
実家に戻る
父母そろっての入院
母の急死
旅行に明け暮れる父〔ほか〕
著者等紹介
松本信彦[マツモトノブヒコ]
昭和18年9月8日生まれ。愛知県出身。愛知学芸大学卒。昭和41年4月から教職に就く。平成3年から小・中学校校長を歴任。平成16年3月に退職。平成18年7月まで愛知教育大学非常勤講師。現市議会議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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