出版社内容情報
すごいなって思える人が、やさしくしたい人が、一人でもいたら、それはきみの大切な宝物。なにかを大切に思うきもちがあれば、いろんな人の、いろんなことの大切さが見えてくる。そこからルールが生まれてくるんだ。尊敬や尊重の心について考えてみよう。 小学校低学年~
内容説明
本書は、こどもたちと一緒に、読み、楽しみ、考えるためのものです。「そんなの、知らないもん」こどもたちは、よく、こんなふうに言ったりしますが、どんな時に、言うのでしょう。また、本気で言っているのでしょうか。尊敬や尊重の心について話し合い、相手への思いやりが、その中でどれだけ大きな部分をしめているか、考えてみましょう。また、おとなは、こどもたちへの思いやりを、どのように表せばいいのでしょう。そんなことを考えていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちみたんママ
8
〈息子食いつき度〉★★★☆☆〈私気に入り度〉★★★★☆ メッセージ本って気取った感じのものが多い。でもこれは親しみやすい雰囲気で文章もストレート。そのせいか、メッセージ嫌いな4歳息子も嫌がらず、むしろ喰いつき気味で聞いてくれました。全部は理解してないと思うけど、ラストの「いちばん忘れちゃいけないのは、自分を大切に思う気持ち」、これだけ今はわかってくれればいいかな。詩的・叙事的表現は皆無なので、モノ足りない人もいるかもしれないけど…このくらいシンプルな方が子供には伝わると思う。出会えてよかった。2020/10/31
遠い日
7
「心のなやみにこたえます」シリーズ。思いやり。暮らしの中のルール。そんな小さな秩序が、実は毎日を成り立たせている。親切、心配、まわりの人々との心のキャッチボール。2019/01/02