感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
18
小6の一樹が、ある冒険を通じて大きく成長する物語。出会う人達がみなあたたかく、所々にユーモアもある。おとぎ話のようだった。タイトルにある「風」のように、サーッと読めて、心に爽やかな空気が残る。でも、読後、風に飛ばずに、心にそーっと残った言葉もある。それは、おじいちゃんが、ふと立ち止まりそうな一樹達に向けて言った言葉。「今は、悩んでいるより大事なことがあるはずだよ」。この言葉を読んだ私も「ハッ!」とした。悩みでいっぱいいっぱいになりそうな時、自分に問いかけてみよう。また顔を上げて進めそうだよ。 2013/08/07
さくら♪
1
平成17年と昭和39年の仙台の町や人々の生活の対比がとても興味深かったです。(地元だけに、知っている地名や風景が出てくると嬉しい♪) 主人公たちと同じ小学六年生の甥っ子ちゃんに、夏休み課題の感想文用としてすすめました。「家族の絆」「友情」「あきらめない気持ち」いろいろな感想を話し合えて面白かったです。(甥っ子ちゃんの成長を実感できました!)2011/08/23
久野
0
小学生のころ一番好きだった本をやっと思い出せた…