内容説明
あなたも感染しているかもしれないC型肝炎。気づかずに放置しておくと、やがて肝硬変から肝臓がんにいたるこわい病気です。現在C型肝炎には「インターフェロン療法」が威力を発揮していますが、さまざまな患者さんに応じた数多くの治療法をわかりやすく解説します。
目次
1章 C型肝炎とはどんな病気か(自覚症状がほとんどないまま慢性化する(Aさんの例から)
C型肝炎の原因はほとんどが過去の医療行為
C型肝炎は大人になってからも慢性化する ほか)
2章 C型肝炎の診断はどう行われるのか(肝臓の障害の有無を調べる検査(血清酵素検査/スクリーニング検査)
C型肝炎の病態を調べる検査
インターフェロン療法の効果を予測する検査 ほか)
3章 C型肝炎の治療(C型肝炎に最も効果的なインターフェロン療法;治療を受けた人の症例;インターフェロン以外の治療法)
4章 C型肝炎を進行させないために―肝硬変、肝がんの予防(肝硬変に進行させないために;肝硬変に進行した場合は;肝がんができた場合は ほか)
著者等紹介
井廻道夫[イマワリミチオ]
自治医科大学教授。1947年生まれ。72年東京大学医学部卒業。93年より現職。専門は消化器病学、特に肝臓病学、ウイルス肝炎発症機序の免疫・遺伝子工学的研究
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