出版社内容情報
イソップ寓話的なショートショートの大家にして小説家
(ほし・しんいち)
1926-1997 東京都生まれ。本名・星親一。小説家。ショートショートと呼ばれる小説形式で、1001以上の作品を残す。「ショートショートの神様」と呼ばれ、奇抜な発想と意外な結末は多くの読者を魅了し、外国語にも多数翻訳され、年齢性別国籍を問わず、広い読者層を持つ。主な作品に『ボッコちゃん』『ようこそ地球さん』『きまぐれロボット』『妄想銀行』『ブランコのむこうで』『人民は弱し 官吏は強し』『明治・父・アメリカ』などがある。
目次
1 生活する
2 仕事場
3 旅をする
4 あれこれ考える
5 味わう
6 ちょっと頭に浮かぶ
7 子どもに話す
8 思い出
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926~1997。東京都生まれ。本名・星親一。小説家。ショートショートと呼ばれる小説形式で、1001以上の作品を残す。「ショートショートの神様」と呼ばれ、奇抜な発想と意外な結末は多くの読者を魅了し、外国語にも多数翻訳され、年齢性別国籍を問わず、広い読者層を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
145
「人間の記録」というシリーズの中に星新一さんは収められているので、読んでみました。もともとは文庫で出ている「気まぐれ星のメモ」でご自分のことを中心に語ったエッセイなのですが、星さんの人物像がわかるということで入れたのでしょう。私は数度読んでいるのですがこのようなハードカバーで読むと感じがまた異なります。いつもは気楽に読むのですが何か姿勢を正して読む気になりました。よくまあこのシリーズの中に入れてくれたと思います。2017/01/01
小梅
88
星薬科大学で星一の資料を見た時に野口英世やエジソンと交流があった事は知っていたし、星一が急逝した後で星新一が後を継いだがすぐ人手に渡った事も知っていたが、その頃の背景が良く解った。発想の豊かさは父親譲りなんだな。破産状態でありながら、子供のために、これだけは残す…と競売に付された大英百科事典を買い戻した父。そして、差し押さえの紙片の一部が付いたままガラス扉のついた木製の本棚に収められている大英百科事典を大事にしている息子。星一の生涯を映画化したら素晴らしいと思います。2016/12/27
私的読書メモ3328
2
改めて、凄い人だったということを思い知らされるエッセイ集。つい昨日書かれたものか、あるいは来年に書かれるものがタイムスリップしてきたのか、と錯覚するほどの先見性。ただ苦吟する、という発想法の人間味に著者を身近に感じました。2015/08/22
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
2
2012年 2月15日 発行 初版
天城春香
2
テレビがインターネットに変わっても、きっとこの人は変わらないでしょう。2013/11/06