内容説明
我が国の戦後の保育思想・方法の歴史をどのような視点から捉えればよいのだろうか。本巻では、児童中心主義がどのように形成され引き継がれていったのか、保育二元化行政の流れのなかで、研究者・実践者は教育課程、保育計画をどのように構築していったのか、科学的文化が保育に及ぼした影響、多元化されていく保育内容と4つの視点で構成した。戦前、戦後の流れを踏まえながら、保育の新たな方向性と実践的課題が提示できればと思っている。
目次
第1章 戦前における保育内容・方法及び実践の研究の概要
第2章 新たな保育実践の模索
第3章 幼稚園教育要領の刊行と保育実践への影響
第4章 保育内容・方法の科学化と構造化
第5章 就学前早期教育論の展開
第6章 保育実践の総合性の探究
第7章 保育指針の改訂と保育所の多様化
第8章 保育の新たな方向性と課題
感想・レビュー
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