目次
戦後詩へ―時を渡った「蝶」のこと
八王子の「蝶」―戦時下の若き詩人たち
戦時下のロマンティシズム―詩誌「故園」をめぐる世界
三好豊一郎―肉体に刻んだ荒地
夢のふるまい―眠らない詩人たち
“ふりむかぬ”者と“ふりかえる”者―「海ゆかば」、防人歌から「橋上の人」へ
詩にあらわれた“神”たち―戦時下、そして戦後
帰還者たちの呼び声―一九四七年の“姉さん”
詩誌「蝶」をめぐる座談会
文字文化は“命の泉”―戦時下名古屋の女子教育卒業生長谷川文子氏に聞く
詩誌「蝶」影印
回覧誌「植物領」表紙再現画
著者等紹介
宮崎真素美[ミヤザキマスミ]
1964年愛知県生まれ。1992年筑波大学大学院博士課程文芸言語研究科単位取得満期退学。現在、愛知県立大学日本文化学部国語国文学科教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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