感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
41
「音楽の友」や「レコード芸術」に掲載された過去の記事を寄せ集めたムック本というのは最近の音楽之友社の常套手段だが、ベートーヴェン生誕250周年記念のこの本も、17人のピアニストへのインタビューと、上辺を撫ぜただけの解説や情報記事という安直さ。それでも、名ピアニストのインタビューを読むのは面白い。ペライアさん、内田光子先生、小山実稚恵先生の三人が揃って作品101に言及されているのは興味深い。「これほど不思議な可能性を秘めた曲は少ない」という内田先生の言葉に膝を叩く。作品101,109,110が、私の大好物。2020/07/04
Chisaka
0
生誕250年記念のときに出た雑誌なのかな。。。著名なピアニストの考察やソナタ解説などまさに「徹底解剖」されている本。ベートーヴェンのソナタってなんかこういう解説がそれなりにされてて、自分も聴くから勉強がてら読もう、、、と思うんだけど、いざ読むとなると疲れちゃう。のんびり聴いてるくらいのにわかファンが気楽でよいかも2022/07/08
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