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出版社内容情報
なぜ「くるみ割り」はこれほど親しまれ、耳なじみがよいのか。その作曲法の秘密を、解説者が譜例を交えながら詳細に解き明かす。
「白鳥の湖」と並び、もっとも親しまれているバレエ作品。なぜ「くるみ割り」はこれほど親しまれ、耳なじみがよいのか。その作曲法の秘密を、楽器の選択やオーケストレーションの巧みさ、和音の色彩感、リズムの工夫など、解説者が譜例を交えながら、詳細に解き明かす。
1890年2月に帝室マリインスキー劇場から注文を受け、翌91年2月から作曲開始、先に組曲が完成し、バレエ初演は92年12月に行われた。聴衆からは大歓迎を受け、シーズン中に18回上演されたことが記録されている。E.T.A.ホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王様」をもとに、アレクサンドル・デュマが翻案した「くるみ割り人形の物語」が原作で、マリウス・プティパがバレエ原台本を書いた。クリスマス・シーンには欠かせない大切な作品。
楽曲解説=森垣桂一
?T 小さな序曲
?U 特徴的な踊り
a) 行進曲
b) こんぺい糖の精の踊り
c) ロシアの踊り
d) アラビアの踊り
e) 中国の踊り
f) あし笛の踊り
?V 花のワルツ
【著者紹介】
東京芸術大学作曲科卒業。池内友次郎、矢代秋雄、三善 晃、尾高惇忠各氏に師事する。1975年より、パリ国立高等音楽院で音楽理論と作曲を、アンリ・シャラン、ジャン・クロード・アンリー、オリヴィエ・メシアン各氏に師事する。第42回日本音楽コンクール作曲部門第1位受賞。第27回ヴィオッティー国際音楽コンクール作曲部門入賞。オーケストラ・プロジェクト\\\'99の作曲者として平成12年度芸術祭優秀賞受賞。1998年、サンクトペテルブルク音楽院オペラ・シンフォニー指揮科卒業。指揮を高階正光、ヴラジスラフ・チェルヌシェンコ、ユーリ・ガマレイ各氏に師事する。東京芸術大学、東京学芸大学講師を歴任、現在、国立音楽大学および大学院教授、桐朋学園大学講師。
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