出版社内容情報
スケルツォ(冗談・諧謔)という曲名に隠された作曲者の心理を分析する迫真の解説付き。運指はショパンの弟子ミクリのものを採用。
ショパンの代表作スケルツォ全4曲のNew Edition。スケルツォ(冗談・諧謔)という曲名にもかかわらず、シューマンが「冗談がこんなに暗いベールをまとうのなら、深刻さはなにをまとえばよいのか」と揶揄したような、不安や絶望が感じられる激しい曲想の壮大な楽曲。曲名と曲想の隔たりに秘められた作曲者の心理を、気鋭のショパン研究家が、当時の政治や宗教情勢、文学の思潮などを基に分析する、迫真の解説付き。楽譜は各初版を詳細に分析して校訂、運指はショパンの弟子ミクリのものを採用。
ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 作品20
ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
ショパン:スケルツォ第4番 ホ長調 作品54
【著者紹介】
2009年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。日本スラヴ学研究会、日本ロシア文学会、日本キリスト教文学会所属。1997年より藤嶋ミロ名にて音楽雑誌などへの記事、連載小説の執筆を行う。
内容説明
ショパンの時代と世界観がすっと頭に入る小説仕立ての読みやすい解説。信頼度の高い情報を厳選した「最適解」の実用譜。従来の原典版には無かった楽譜の読みやすさ、美しさを追及。
目次
スケルツォ
ショパンのスケルツォ
各曲について/本版について



