内容説明
音楽家としてスタートを切った青年時代に始まり死によって阻まれるまで、マーラーはつねに交響曲を作曲し続けていた。それらの交響曲のひとつひとつが作曲されたとき、マーラーはどんなことを考えていたのか。本書は、それを中心にマーラーの生涯を追う。
目次
美しいトランペットの鳴り響くところ―ボヘミアの幼年時代
森のメルヒェン―ウィーンの勉学の時代
自然の音のように―さすらいの時代と第一交響曲
薔薇の秘密―『復活』交響曲の世界
愛が私に語ること―第三交響曲の宇宙論
理想と現実のロンド―ウィーンのマーラー
大いなる真昼―中期の器楽交響曲
永遠に女性的なもの―第八交響曲の理念世界
永遠に大地は花咲き乱れ―ニューヨークの日々と最後の作品群
感想・レビュー
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