内容説明
音楽の仕組み、音階や形式、楽器など、クラシック音楽のさまざまな要素が、どのように生まれ発展し変化をとげてきたのか…「バロック期の音楽」(新規書き下ろし)の、器楽曲(ソナタ、協奏曲)、声楽曲(カンタータ、オラトリオ、オペラ)はそれぞれがどのような過程をたどり進化をとげたのか…etc.古楽ファンのみならずオペラ・ファンにも目から鱗が落ちる名解説。
目次
第1章 古楽とは何か
第2章 時代から時代へ
第3章 ミューズをめぐって
第4章 古代ギリシャからの遺産
第5章 ド・レ・ミの起源
第6章 シャープとフラットの歴史
第7章 古楽の楽器をめぐって
第8章 バロック器楽曲の発展―ソナタ、コンチェルト、そしてシンフォニア
第9章 バロック声楽曲の発展―カンタータ、オペラ、そしてオラトリオ
第10章 音楽家になる道
第11章 忘れ去られた音楽について
第12章 即興演奏について
著者等紹介
金澤正剛[カナザワマサカタ]
1934年東京生まれ。1957年国際基督教大学卒業、1966年ハーヴァード大学大学院博士課程修了(音楽学)。国際基督教大学非常勤講師、ハーヴァード大学イタリアルネサンス研究所(フィレンツェ)研究員、アンティオーク大学およびアールハム大学の客員教授などを経て、1982年国際基督教大学教授に就任、同大学宗教音楽センター所長を兼務、2004年より同大学名誉教授。日本音楽学会、日本オルガン研究会、キリスト教礼拝音楽学会等の会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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