オルフェ・ライブラリー
シューベルトとシューマン―青春の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276371033
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C1073

出版社内容情報

2010年ローベルト・シューマン生誕200年記念の書き下ろし。「青春」という共通点で結ばれる両大作曲家の魅力を、楽曲分析や歴史的資料から著わした音楽エッセイ。

著者:井上和雄
昭和41年生まれ。神戸大学経済学部、同大学院卒。元神戸商船大学経済学部教授。

内容説明

作曲家の生涯をたどり、その音楽の形式や楽曲分析から美しさを描く。上質の名曲解説が伝えるいまの日本でシューベルトやシューマンを語る意味。

目次

第1部 フランツ・シューベルト―断ち切られた青春(淡い悲しさとロマン派の世界;シューベルトの生い立ちと自立;人生の激震と創作活動;若者であり続けようとした時代;新しい響きを求めて;青春からの脱却、異能の世界へ)
第2部 ローベルト・シューマン―幻想に殉じた青春(夢幻の園、シューマンの歌曲;文学と音楽の揺りかご;音楽家への決意とクラーラとの出会い;翔たく詩心;弦楽四重奏にみるロマン派、美の軌跡;狂気とロマンティシズムの狭間で)

著者等紹介

井上和雄[イノウエカズオ]
1939年、北海道生まれ。著書に「モーツァルト 心の軌跡」(サントリー学芸賞受賞)ほか多数。画家としても毎年個展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はづき

8
二人とも大好きな作曲家。何気なく図書館で手にとったけれども、思いの外おもしろかった。取り上げられている曲の一部しかよく知らないし、歌曲はまだ不案内だけれども。ロマン派の作曲家の曲は、やはり私小説的ですね。一人称の小説とでも言うべきか。本書を読んで、改めて強く思いました。その世界がとても好きでもあり、たまに逃れたくもあり。シューマンの最高傑作は弦楽四重奏の3番だと述べられていた点がとても興味深い。とても好きな曲。改めて彼の室内楽をいろいろ聴いてみよう。2017/01/26

みるて

0
師匠からの頂き物 読了 初井上和雄2017/07/10

よし

0
2人とも好きな作曲家。シューベルトのピアノソナタが好き。シューマンのピアノ協奏曲が好き。音楽専門家にどう書かれているか興味があった。シューマンの管弦四重奏曲を聴きたくなった。2021/03/18

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