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内容説明
イタリア語に精通した著名な訳者による、新たに書き起こした「決定版」。イタリア語と日本語が同時に目に入ってくる画期的な組み方。もう、オペラを聴きながら訳文を見失うことはありません!「精読派」「学究派」にも満足のいくブロックごとの翻訳、語学のテキストとしても最適。
目次
第1幕(ああ…やっと着いた!;いつも洗っているのに!;何をしているのだ? ほか)
第2幕 ATTO SECONDO(トスカかはよい鷹だ!;暴力的な征服の方が;よお、旦那、狩はどうだったね? ほか)
第3幕 ATTO TERZO(おらの溜め息を;マリオ・カヴァラドッシだな?;星が輝いていた(星は光りぬ) ほか)
著者等紹介
坂本鉄男[サカモトテツオ]
1930年神奈川県生まれ。東京外国語大学イタリア科卒業。東京芸術大学講師、東京外国語大学助教授を歴任後、国立ナポリ大学“オリエンターレ”政治学部教授、2002年同大学を退官後もイタリア在住。日伊文化交流への功績のため、イタリア共和国コンメンダトーレ勲章、日本国勲3等瑞宝章受章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゃれら
11
新国立劇場での昨日の初日公演に向けての予習。おかげで観劇は十二分に楽しめた気がする。何年か前の初回は、何が何だかわからず、何度も寝て、起きたら有名なアリアが終わっていたという悲劇があったからなあ。それはともかく、これはオペラの台本なので読んだだけでは真価はつかみにくいだろう。昨日のように優れた歌手がすごい歌を歌うことによって伝わる。僕たち観客は見て聴いて感情の揺さぶりを受け入れればいいのだ。初めてのオペラを観るときこのシリーズはおすすめ。観劇中は暗くてよめないので、事前に目を通すこと。2024/07/06
bluelotus
4
★★★☆☆ 今月のオペラ『トスカ』の鑑賞の予習に。主要キャスト4人全員が24時間以内に死亡するという物語。最後の希望から絶望への落ち具合が凄かった。2022/12/01
takakomama
1
METライブビューイングの予習。1800年6月17日午前中から翌日の明け方までの24時間足らずの話。主要人物が最後にはみな死んでしまいます。トスカの死者に対する行為は、信仰心とカトリックの死体を葬る時の行為だそうです。2018/02/15
warimachi
1
p.12「ホットと安堵の息をつく」という誤植が妙にツボった。あと誤訳だという話は聞いていたが、「恋に生き」だと主に対しての言葉としては確かに微妙かもしれんですなあ。2012/07/19
のほほんなかえるさん
0
シンプルゆえに強い、のか。2012/04/27