内容説明
作曲家が書きたいことを書く、それが「交響曲」の本質。マーラー以降の２６人による今世紀の名作の数々を楽しく分かりやすくガイド。
目次
序論 シンフォニー、そして私たちの世紀
４人の大シンフォニスト（ジャン・シベリウス；レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ；チャールズ・アイヴズ；ドミトリー・ショスタコーヴィチ）
ぼくのシンフォニー（サー・エドワード・エルガー；カール・ニールセン；アルベール・ルーセル；アレクサンドル・スクリャービン；アルノルト・シェーンベルク；イゴール・ストラヴィンスキー ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hr
1
ショスタコーヴィチの４番の説明を読みたくて再読。何も書かれていなかった。激昂。2021/12/07
hr
0
ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第５番の実演に接して、改めて読み直したくて再読。同じく。2017/06/30
NyanNyanShinji
0
作曲家の吉松隆氏のイラスト共々、軽いタッチでダジャレ混じりのライトな文章ながら、マーラー後のシンフォニスト達の作品や人物像を愛と情熱を交えて語られます。特に伊福部昭から吉松隆へと至る日本人作曲家への評は白眉でした。2021/10/08
