感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroyuki Nakajima
1
ハードロックヘビメタノルーツを遡ると、ブリティッュロックに辿り着き、更に遡るとブルースに辿り着き、また遡ると黒人ブルースに辿り着きました、そして何故ブルースが憂歌なのかを知りました・・・2015/07/18
AM
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奴隷解放時代のブルースの萌芽からソウルの誕生までをまとめた一冊。'77出版なのですが、今でも十分面白く読めます。2016/07/30
わなだいアスペ
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結局、ロバートジョンソンやで。2015/01/10
日条左半次
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30年ほど前、ブルースに興味を持ち始めた頃に購入したものの、当時の私には難解だったために途中で投げ出したのを、今になって引っ張り出して再読。ブルースがそのプリミティブな形態から、徐々に音楽的な変化を遂げ、ソウルの誕生に至るまでのプロセスを、その時々の黒人社会の有り様と絡めながら考察している。論旨は解りやすい反面、表現が学術的で少々固い印象を受けるが、著者が音楽評論家の傍ら大学の教授でもあるので、そのあたりはやむを得ないだろうか。2014/07/15
気遣い士人
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根本敬は「恨は構造的にブルースやファンクとも近い」と指摘した。西洋的合理主義と土着的文化の間の歪、さらには下層ヒエラルキーの抑圧から生ずるルサンチマンと、その解消願望の発露をブルースと捉えるならば、なるほど納得のいくものだ 2013/06/15