出版社内容情報
『教育音楽・小学版』2020年9月号~2022年7月号まで連載の同タイトルを書籍化。本書は、全国でも教育活動が注目されている筑波大学附属小学校音楽科の授業を2020年~2021年度までの約2年間、リポート形式で綴ったもの。休校時の取り組み、休校明けの分散登校時の授業、緊急事態宣言下の制限が強いられている授業、オンライン授業なども含まれている。コロナ禍でどのように授業がされていたかが残されているのは歴史的資料として価値の高いもので、コロナに限らず「予測困難」な事態に遭遇した際、教師はどのように教育活動を続けるべきか。そのヒントが得られる一冊。
内容説明
今こそ問われる、音楽授業の本質。学校教育においても激震が走った2020年。筑附小音楽科の3名がどのように子どもと向き合い、音楽の授業をつくり上げたのかを完全リポート!
目次
2020年度の筑波Diary(3~5月鼎談―全国一斉休校期間中、筑波はどう動いていたのか;6月―体を動かす活動;7月―実感を伴った知識の習得;8月―どんなときでも「歌心」を育み続ける;10月―クラス全員での「対話」で深める鑑賞 ほか)
2021年度の筑波Diary(4月―初めての双方向型オンライン授業;6月―子どもの「みえ方・感じ方・考え方」にとことん寄り添う授業;7月―日常の愛唱歌を学びに生かす;7月―「オリジナルの切り口」で挑む、鑑賞の授業づくり;9月―「持続可能」なハイブリッド授業 ほか)
著者等紹介
〓倉弘光[タカクラヒロミツ]
筑波大学附属小学校教諭。北海道教育大学教育学部卒業、ニューヨーク・ダルクローズ音楽学校卒業(リトミック指導者国際ライセンス取得)。筑波大学、群馬大学、前橋国際大学、國學院大學非常勤講師、文部科学省・国立教育政策研究所研究協力委員(学習指導要領解説作成協力ほか)、NHK番組「おんがくブラボー」「名曲アルバム+」などで制作企画委員および出演
平野次郎[ヒラノジロウ]
筑波大学附属小学校教諭、筑波大学非常勤講師。尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科を卒業後、千葉県の公立中学校、小学校勤務を経て現職。国立教育政策研究所『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』(小学校音楽)調査研究協力者
笠原壮史[カサハラソウシ]
筑波大学附属小学校教諭。国立音楽大学声楽学科卒業後、イタリアへ留学しオペラデビューを果たし、6年間の歌手活動ののち帰国。2008年に新潟市公立小学校教諭として採用され、新潟市立味方小学校、新潟大学附属小学校勤務を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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