シュタイナー学校の音楽の授業―音の体験から音符・楽譜へ

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  • サイズ B5判/ページ数 152p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784276312340
  • NDC分類 375.762
  • Cコード C1073

出版社内容情報

シュタイナー学校の音楽授業が、小学校1・2・3年生の実践例をまじえて具体的に紹介されている貴重な一冊。著者のフェリチタス・ムーヘは、ミュンヘン・シュタイナー学校で音楽教育、音楽療法、詩作、作曲などの領域にわたって活躍した音楽教師。授業の様子が教材とともに生き生きと語られ、背景にあるシュタイナー教育の理念も記されている。

内容説明

ファンタジーの世界に生きているといわれる子どもたち。想像力を働かせて学ぶ子どもたち。シュタイナー学校の教室ではどのような音楽の授業が展開されているでしょうか。

目次

1年生 聴いて学ぶ(世界のすべてのものには名前がついている!;鳥の巣の音;鐘の音 ほか)
2年生 リズムを学ぶ(2年生が始まった;音の郵便;問いと答え ほか)
3年生 音階の不思議を学ぶ(3年生が始まった;王さまの道;休み、休符 ほか)

著者等紹介

ムーヘ,フェリチタス[ムーヘ,フェリチタス][Muche,Felicitas]
1906‐1984。ブレスラウ(現ポーランド)に生まれる。コンサート・ヴァイオリニスト。幼少の頃より詩を書き、作曲をする。彼女の人生の前半における創造活動は戦争の犠牲となる。39歳の時、ヴァルドルフ(シュタイナー)教育に出会う。シュトゥットガルトでヴァルドルフ教育について学んだあと、ミュンヘンのルドルフ・シュタイナー学校で教え始める。そこで音楽教育家、音楽療法家、詩人、作曲家として27年に及ぶ活動をする

泉本信子[イズモトノブコ]
岡山県生まれ。愛媛大学教育学部特設音楽科ピアノ専攻卒業、同教育専攻科修了。東京学芸大学大学院教育学研究科音楽教育専攻修了。長年音楽教育にたずさわる。音楽療法やシュタイナー教育の中で使われる楽器「ライアー」を学び、現在講座を持つとともに演奏活動も行なう

中山やちよ[ナカヤマヤチヨ]
東京都生まれ。明治大学文学部独文学科卒業。ミュンヘン・オイリュトミー学校、ゲーテアヌム・オイリュトミー研究コースにて学ぶ。U.I.ギーレルトに師事。現在、大人のための芸術オイリュトミー、こどものための教育オイリュトミーを教える
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