内容説明
ピアニスト仲道郁代の初著作。デビューから10年、ピアノについて、音楽について、その語り伝えたいことのすべてを、この一冊に。やさしくわかりやすい文章で綴る、すべての音楽ファンへの熱いメッセージ。
目次
ブダペストにて
コンサートへの招待
めぐり会った作曲家達
音楽とその奥深い世界
ピアニストとの対話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひと
10
昨年に暮れに生で聴かせてもらって、演奏もよかったですが、観客への気配りに感激した仲道郁代さんの著書。素人が普段は知ることのない、ステージの裏側やプロの日常、作曲家達への思うなどがとても真面目に語られていて、人柄が出ています。まだまだコンサートへ行っても、「あ、この曲知っている!」なレベルですが、音楽家のその曲に対する思いを少しでも感じ取れるような聴き手になりたいです。アンコール曲の「愛の挨拶」と出会えたのが一番の収穫でした。またの機会に、感じる心に栄養をもらいに行きたいと思います。2016/01/26
geki
1
クラシック界のアイドル仲道郁代の音楽談義。音楽家の芸術感に触れることができる稀有な本。素人との一線を画している音楽家固有の感性というものを感じる。仲道さん、一流目指して頑張って下さい。2011/10/02
tag
1
今や押しも押されぬ人気ピアニスト、仲道郁代さんのエッセイ。読みやすいけれど、内容はまじめ。ほんわかした、本人のキャラを活かしたものを読みたいな。2011/01/10