リッカルド・ムーティ、イタリアの心ヴェルディを語る

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276203785
  • NDC分類 762.37
  • Cコード C1073

出版社内容情報

ヴェルディをこよなく愛し、この作曲家に音楽家人生を捧げてきた世界的名指揮者ムーティ自らが語る、ヴェルディのオペラの真実。

5月下旬の来日に合わせて発売される、昨年出版の『リッカルド・ムーティ自伝』に続く第2弾。ヴェルディをこよなく愛し、この作曲家に音楽家人生を捧げてきた世界的名指揮者ムーティ自らが語るヴェルディのオペラの真実。
「楽譜に全て書かれている」「楽譜に忠実である」ことの意味。自身が指揮した舞台を例にとり、歌手や演出家の興味深いエピソードを入れながら、名演奏家だからこその、実際に演奏してきたからこその説得力あるオペラ解説は、世界のオペラ・ファンのために、ヴェルディとその作品が描かれた貴重な書となっている。同時にムーティという真摯な音楽家の姿も浮かぶ。なるほど!の発見がいっぱい。付録に、鑑賞に便利なヴェルディのオペラ作品ミニ事典付き。

序:人生を共にする音楽家/1:書いてある通りに正確に/2:ヴェルディに魔法をかけられた/3:音楽と言葉の完璧なる一致/4:誰が未来を読むことができるのか?/5:ヴェルディ、イタリアの男/6:ヴェルディとワーグナー/7:情熱と情熱を失うこと/エピローグ『お役に立てるよう努めました』 付録:ヴェルディのオペラ全作品解説

【著者紹介】
1941年ナポリ生まれ。世界で最も称賛されているオーケストラ、オペラ指揮者の一人。彼の卓越した経歴は、イタリアを始めウィーン・フィル、ベルリン・フィル、フィラデルフィア、ボストン、ロンドン等国際的に著名なオーケストラを指揮していることでも明らかである。1986年から2005年までミラノ・スカラ座音楽監督、現在ローマ歌劇場終身名誉指揮者、ボストン交響楽団音楽監督。ローマ歌劇場と5月下旬に来日する。

内容説明

マエストロ自らが研究を重ね、実際に演奏してきたからこそいえるヴェルディの真実、オペラの醍醐味。新しい発見に満ちた名解説!

目次

序 人生を共にする音楽家
1 書いてある通りに正確に
2 ヴェルディに魔法をかけられた
3 音楽と言葉の完璧なる一致
4 誰が未来を読むことができるのか?
5 ヴェルディ、イタリアの男
6 ヴェルディとワーグナー
7 情熱と情熱を失うこと
エピローグ 『お役に立てるよう努めました』
マエストロ・リッカルド・ムーティが指揮したヴェルディ作品

著者等紹介

ムーティ,リッカルド[ムーティ,リッカルド] [Muti,Riccardo]
1941年ナポリに生まれる。世界で最も称賛されているオペラ、オーケストラ指揮者の一人。1986年から2005年までスカラ座の音楽監督を務めた。1971年からザルツブルク音楽祭の常連指揮者でもあり、現在ローマ歌劇場終身名誉指揮者、シカゴ交響楽団音楽監督

田口道子[タグチミチコ]
国立音楽大学声楽学科卒業後ミラノに渡り、ヴェルディ音楽院を卒業しディプロマを取得する。メゾ・ソプラノ歌手として活躍する傍ら、オペラ演出の基礎を学び、演出助手としてミラノ・スカラ座を始め、世界の歌劇場で舞台経験を積む。日本では新国立劇場、藤原歌劇団、サントリーホールで演出助手、再演演出家として数多くのオペラ制作に関わり、近年はオペラ演出家として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takakomama

0
指揮者ムーティは、伝統的な演奏に逆らって、カットしないで全曲を楽譜通りに演奏しているそうです。ムーティのヴェルディへの想いが溢れています。とても読みやすい文章です。私自身がDVDや舞台を見て知っているオペラの話は、頷きながら読めましたが、知らないオペラの話は、よくわかりませんでした。オペラを見た後で、再読したいです。付録で、ヴェルディの全部のオペラのあらすじがついています。とにかくオペラは、殺したり殺されたりする話が多いです。2015/10/13

ELW

0
 ムーティってまだ生きていたんですね。20世紀は偉大な演奏家と指揮者に恵まれた世紀でした。その人が存在するだけでオーケストラとホールの雰囲気を変えてしまうような指揮者はもう現れないかもしれません。でも、セラフィンにせよ ムーティとは逆に、よく勉強しないのに大指揮者、名指揮者っているんですかね。勉強した結果、暗譜になるのと、かっこいいから暗譜を目指すの後者のほうはたまらないものですね。  あと、楽譜通り歌えない、あるいは指揮者の注文通り歌えない歌手との公演や録音はどうだったんだろ。 2020/06/08

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