出版社内容情報
ヴェルディをこよなく愛し、この作曲家に音楽家人生を捧げてきた世界的名指揮者ムーティ自らが語る、ヴェルディのオペラの真実。
5月下旬の来日に合わせて発売される、昨年出版の『リッカルド・ムーティ自伝』に続く第2弾。ヴェルディをこよなく愛し、この作曲家に音楽家人生を捧げてきた世界的名指揮者ムーティ自らが語るヴェルディのオペラの真実。
「楽譜に全て書かれている」「楽譜に忠実である」ことの意味。自身が指揮した舞台を例にとり、歌手や演出家の興味深いエピソードを入れながら、名演奏家だからこその、実際に演奏してきたからこその説得力あるオペラ解説は、世界のオペラ・ファンのために、ヴェルディとその作品が描かれた貴重な書となっている。同時にムーティという真摯な音楽家の姿も浮かぶ。なるほど!の発見がいっぱい。付録に、鑑賞に便利なヴェルディのオペラ作品ミニ事典付き。
序:人生を共にする音楽家/1:書いてある通りに正確に/2:ヴェルディに魔法をかけられた/3:音楽と言葉の完璧なる一致/4:誰が未来を読むことができるのか?/5:ヴェルディ、イタリアの男/6:ヴェルディとワーグナー/7:情熱と情熱を失うこと/エピローグ『お役に立てるよう努めました』 付録:ヴェルディのオペラ全作品解説
【著者紹介】
1941年ナポリ生まれ。世界で最も称賛されているオーケストラ、オペラ指揮者の一人。彼の卓越した経歴は、イタリアを始めウィーン・フィル、ベルリン・フィル、フィラデルフィア、ボストン、ロンドン等国際的に著名なオーケストラを指揮していることでも明らかである。1986年から2005年までミラノ・スカラ座音楽監督、現在ローマ歌劇場終身名誉指揮者、ボストン交響楽団音楽監督。ローマ歌劇場と5月下旬に来日する。
内容説明
マエストロ自らが研究を重ね、実際に演奏してきたからこそいえるヴェルディの真実、オペラの醍醐味。新しい発見に満ちた名解説!
目次
序 人生を共にする音楽家
1 書いてある通りに正確に
2 ヴェルディに魔法をかけられた
3 音楽と言葉の完璧なる一致
4 誰が未来を読むことができるのか?
5 ヴェルディ、イタリアの男
6 ヴェルディとワーグナー
7 情熱と情熱を失うこと
エピローグ 『お役に立てるよう努めました』
マエストロ・リッカルド・ムーティが指揮したヴェルディ作品
著者等紹介
ムーティ,リッカルド[ムーティ,リッカルド] [Muti,Riccardo]
1941年ナポリに生まれる。世界で最も称賛されているオペラ、オーケストラ指揮者の一人。1986年から2005年までスカラ座の音楽監督を務めた。1971年からザルツブルク音楽祭の常連指揮者でもあり、現在ローマ歌劇場終身名誉指揮者、シカゴ交響楽団音楽監督
田口道子[タグチミチコ]
国立音楽大学声楽学科卒業後ミラノに渡り、ヴェルディ音楽院を卒業しディプロマを取得する。メゾ・ソプラノ歌手として活躍する傍ら、オペラ演出の基礎を学び、演出助手としてミラノ・スカラ座を始め、世界の歌劇場で舞台経験を積む。日本では新国立劇場、藤原歌劇団、サントリーホールで演出助手、再演演出家として数多くのオペラ制作に関わり、近年はオペラ演出家として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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